sin titulo (=無題)

スキー&スノーボード2004-2005

Marcaチラ見:ワールドカップから丸1年、アンドレス・イニエスタ決勝秘話を語る

2010年ワールドカップ決勝ゴールを決めた「持ってるオトコ」アンドレス・イニエスタのロングインタビュー。決勝秘話満載。いい話がいっぱいです。

7月11日は何の日?スペインが悲願のワールドカップ優勝を果たした日♪というわけで組まれた特別企画です。

Q1:ワールドカップでゴールを決めて、アンドレス・イニエスタの名前が歴史に刻まれてから1年が経ちましたね。
A1:そうだね、(優勝が)現実のものになった。名を残し、歴史的な瞬間に身を置いて、楽しんでいることを誇りに思う。


Q2:何が変わった?
A2:周りは変わったかな。僕自身は前と少しも変わりないけれど。


Q3:去年の7月11日はどうだった?
A3:あの日はすべてがいつもと同じ普通の日だったと思う。(決勝なのに)まだ試合が残っているようなかんじ。静寂を感じたのを覚えている。僕たちスペインチームにとって初めてのワールドカップ決勝という大舞台を目前に控えていたのに、なぜそんな心境になったか、どう説明すればいいか、自分でもよくわからない。


Q4:自分がスペインの英雄になる瞬間がやってくるなんて、これまでの人生で想像したことはある?
A4:全然。2006年にアルバセテで代表デビューをして、2年後にユーロ2008でタイトルを獲り、さらにワールドカップで優勝したことは、僕にとって一番の大きな出来事で、想像し難いことだった。ユーロもワールドカップも、そのどちらか一つのタイトルを獲得するだけでも大変な労を費やすものだ。ましてや、スペインはこれまでワールドカップ優勝からは遠かったのに。


Q5:ゴールを決める直前、沈黙を感じたそうだけど、その時のことを聞かせてもらえますか。
A5:あれは信じられない瞬間だった。世界の何もかもが凍りついたかのように、ピタリと止まったように感じた。ボールをコントロールする際、バウンドして、キックするのに完璧な状態になった。これは入るな、と確信した。 なぜそう思ったかはうまく説明がつかないが、入ると思ったんだ。スペインのための瞬間の、値千金のシュートだった。コーナーに走って行って、ゴールを祝って、イケルがカップを揚げて、、、僕ら一人一人の心に残る特別な瞬間がいくつもあるね。


Q6:ラインを見ながらコーナーに走っていく映像があるけれど。
A6:そう。ゴールエリアに僕一人だけだったから、走りながらラインを読んだ。だけど、その時実際何を見たか、今思い出そうとしても説明のしようがない。試合開始116分のあの瞬間は、人生の中でも特別だよ。


Q7:コーナーに走り寄った時にはっきり覚えている映像はある?
A7:映像よりも音を感じたね。なんと言えばいいのかわからないけれど、ボールを下に降ろして、ああゴールしたんだと確信した。


Q8:ウェブ主審がホイッスルを吹いて、そして、、、
A8:ピッチの上に身を放り投げた。ビクトル・バルデスが駆け寄ってきたけど、言葉が出なくて、ただただ涙が溢れていた。


Q9:そしてダニ・ハルケへの追悼がありましたね。
A9:ダニにどうやって捧げるか、決勝前の数日間ずっと思いを巡らせていたんだ。ロッカールームで、セルヒオ(ラモス)とナバスが(アントニオ)プエルタの写真入りのTシャツを着ているのを見て、考えていたんだ。すると、トーレスが僕のところに来て、「ダニのために何かやろう」と言ったんだ。トーレスとダニと僕はU-19で一緒にヨーロッパ選手権を戦った仲だったから。「ダニ・ハルケの名前を歴史に刻んで祝福しよう」ってね。


Q10:それは決勝戦直前のこと?
A10:そうだ。代表のチームドクターのところに行って、「アンダーシャツにこれ書いて」と頼んだんだ。彼に書いてもらっている間、僕はピッチでウォーミングアップをした。それで、ロッカールームに戻ってきたら、ダニへのメッセージが入ったアンダーがあった。でも、その時は自分がゴールをするなんて、スペインが勝つなんて、まだ思ってもみなかった。


Q11:ハルケはあなたにとってどんな存在でしたか?
A11:素晴らしい友で、これからも僕の中で共にいるだろう。彼には今も問いかけてしまうよ。ワールドカップのあのシーンは、ただのゴールではなくて、ダニを永遠に思う祝福なんだ。


Q12:「サッカーシティ」と聞いて、どんなことが思い浮かびますか?
A12:僕らがチャンピオンになったスタジアムの名前だね。この名前はこれからもずっと僕らの心に響くだろう。


Q13:スペインのサッカーは21世紀のサッカーでしょうか?
A13:だいぶ前から代表チームはこのスタイルで来ている。ルイス(アラゴネス元代表監督)とデル・ボスケによって伝授され、僕らも好んでいる。一体感のあるチームのプレースタイルだ。スペインはうまくいっているし、これをキープして、より強化していくべきだ。


Q14:ワールドカップでは英雄となったけれど、それまでの数カ月は大変でしたね。
A14:確かに、怪我もしていたし、それ以外のことでもとても悪い時期だった。僕にとって、苦しい中で積み重ねてきたことが実を結んだのがワールドカップだった。人生にはたやすいことなんてない。簡単には得られないものばかりだよ。うまく行かない時があっても、困難を乗り越えようとしなければならない。そうやってきて今の自分のサッカー人生がある。他のみんなもきっとそういうところはあるだろう。怪我は選手を成熟させて、自分にどんな価値があるかを教えてくれたりもするものだ。


Q15:ワールドカップが一つの例ですね。(ヨーロッパ)チャンピオンになった後のマッチで負けてしまった。
A15:そうだね、優位な立場になることは危険なことでもある。予選グループリーグのスイス戦での1敗は大きかった。負けると思っていなかったから。だけど、我々チームはそのような苦境に立ち向かい、自分たちの持ち味を示すことができた。


Q16:(大事なのは)スペイン?それともバルセロナ?
A16:どちらがどうと比べられるようなものではないね。バルサは僕が長年所属しキャリアを形成しているクラブで、代表に選出されるには、そこでいいプレーをしなければならない。

Q17:イニエスタという名字はスペインではもう聖人のような扱いです。この先何十年後か、どのように人々に思い出してもらいたいと思いますか?
A17:バルサとスペイン代表に全てを捧げ、ピッチの上では職務に徹したオトコの名字として思い出してもらえるといい。


Q18:ワールドチャンピオンとして輝くも、先日のクラシコ連戦で黒星がついたことは残念に思っていますか?
A18:サッカーの世界ではあることだ。僕らはいくつもの瞬間瞬間を生きている。すべては過ぎ行くし、永続するものなんて何もないよ。

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インタビュー中、何度か「どう説明したらいいかわからないけれど・・・」と出てきますが、それだけ無我夢中の120分だったのでしょう。歴史的ゴールを決める瞬間の回想は特に興味深いですね。

かっこいいぞ、諸行無常の美白王子。
レアルも誰かいいとこ見せてほしー。
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by benny_nieve | 2011-07-12 00:58 | Futbol
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ラウールファン歴18年目のヤマトナデシコによるスペインサッカー新聞Marca(マルカ)記事クリッピング、旅行、グルメ、レシピetc.
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