バルセロナにはオシャレ系チョコレート屋がけっこうありました。
すでに何店舗も展開している「ショコア」、「チョコラット・ファクトリー」、「カカオ・サンパカ」など。 チョコラット・ファクトリーは帰国する日にプラッツ空港のモールで発見ましたが、ディスプレイやパッケージがなかなかステキ。一部の商品は店内でも作っているようでした。空港店限定で飛行機の機内食に見立てたユーモアあふれる商品もあり、なんとなくカンペールに通じるセンスを感じます。(商品カテゴリは違いますが) で、今回の旅行で、渡航前からココは行く!と決めていたお店が「カカオ・サンパカ」。 ミシュラン3ツ星「エル・ブジ」のカリスマシェフ、フェラン・アドリアの弟がやっているチョコレートショップです。 バルセロナ本店がオープンしたての頃「料理王国」に載っていて、いつかここに行ってみたい。。。と記事を読んで以来ずっと思っていたお店でした。 お店はグラシア通りのロエベの角を入ったところにあります。 こぢんまりとした店内はモダンな雰囲気。 手前がショップ、奥がカフェになっています。 メニューはホット、アイスのチョコラテ(ココア)や、スイーツなど。 やっぱりチョコラテ・カリエンテ(ホット)でしょ、ということで、メニューにあった3種類を全部オーダー、友達と3人でテイスティングしました。 【ザ・スペイン】 「トラディショナル」は、カカオ70%でザ・スペイン的スタンダードな味で、かつ上質。スペインのココアならではの、どろっとしたテクスチャー。スペインのカフェではだいたいどこでもこんなチョコラテを飲むことができますが、ここのはベルベットのような滑らかな喉越しで、群を抜いて美味しいと思います。 【18禁?】 「アステカ」は、カカオ80%でやや苦め。色も一番ダーク。オトナのチョコラテですね。ポリフェノールたっぷり!ってかんじの味です。 たしかスパイスか何か入っていたんだけど、忘れました。。。 【うたかたの日々】 「スイス」は、ミルクたっぷりでサラッとした日本人にも親しみやすいかんじのタイプ。ほわほわ生クリームがたっぷり載っていましたが、甘くなく、ホイップ加減もちょうどいいかんじ。一口飲むと、口の中ですぅっと温かいココアに溶けて無くなる絶妙なはかなさ。 まずはスペイン伝統の味に出会いたい、というコンサバなアナタにはトラディショナル、みのもんた&「あるある大事典」を信奉する健康オタクなアナタにはアステカ、いやいやパスタはカルボナーラに限る!というクリーム好きのアナタにはスイスがおすすめ。 ボンボンは大きく各種フレーバーの創作系とカカオ産地別の素材重視系の2カテゴリーに分かれます。フレーバー系は、ローズ、柑橘、バジル、タイム、チリ、花、ブルーチーズなど面白いのがたくさんあります。 ・・・アレ?みたいなのもあるけど、だいたいは美味しいです。チョコレートとしては未体験なフレーバーも多く、食べていて楽しいです。 産地こだわり系はカカオ原理主義者もうなる味わい。 まさにカリスマチョコです。 カカオ・サンパカはマドリッド、バレンシアに支店があって、今後はショコラの都ブリュッセルなどに進出し、欧州で展開するみたいですね。 東京にもぜひ出店してほしーな
by benny_nieve
| 2006-10-28 00:12
| スペイン, Spain, Espan~a
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